玄関引戸の鍵がかかりにくい場合の、受け(ストライク)を調整する方法

玄関引戸の鍵がかかりにくい場合の、受け(ストライク)を調整する方法


錠がかかりにくい場合、ストライク(錠受け)の取付けネジを緩めて、上下に動かして調整してください。
内障子の右上部にあるブランドラベルで、お使いの引戸の種類を確認し、該当する手順で調整してください。
なお、ブランドラベルに「PGシリーズ」と記載がある場合は調整する必要はありません。


戸先錠・合掌錠の場合

戸先錠(内錠・外錠)がある商品で錠がかかりにくい場合は、ストライク(錠受け)の取付けネジを緩め、上下に動かして調整します。
引戸の種類によって対処方法が異なります。内障子の右上部にあるブランドラベルをご確認のうえ、下記の方法で調整してください。
PGシリーズは調整する必要はありません。

断熱玄関引戸k3・k4シリーズの場合

上方向の調整
戸先錠(内錠・外錠)やラッチがかかりにくい場合は、上下2個所のストライク取付けネジを緩め、ストライクを上に調整します。
調整できる幅は5mmです。

出方向の調整
上方向の調整をしても錠やラッチがかかりにくい場合や、ラッチの解除が固い場合は、上下2箇所のストライク取付ねじを少し緩め、枠に同梱されている錠受けスペーサーの裏表を確認し、枠とストライクの間に差し込んでください。
調整できる幅は、1枚につき約1mmです。
k6シリーズは調整する必要はありません。
錠受けスペーサーは、1つのストライクにつき最大4枚まで差し込めます。ただし、できるだけ枚数は少なくしてください。錠受スペーサーを入れすぎると気密材が当たらなくなり、気密性能が低下したり、ストライクが破損したりする恐れがあります。

菩提樹の場合

戸先錠(内錠・外錠)がかかりにくい場合は、ストライク取付けネジを軽く緩めて、ストライクの位置を上下に調整します。
調整できる幅は66mmです。
ストライクの位置を上げすぎると、鎌のかかりしろが少なくなり、外れやすくなります。
調整後、錠のかかりしろを必ず確認してください。
障子を少し開けたまま鎌を出し、鎌の先端がストライクの2本線内にあることを確認してください。
位置が合っていない場合は、ストライク取付けネジを軽く緩め、ストライクの位置を調整してください。

召合わせ錠の引戸の場合

※菩提樹・籐樹は下記の手順で調整してください。
内錠を調整します。内錠取付けネジ2本を緩め、障子を閉め、サムターンを閉め、セットピンを根元まで差込んだまま内錠取付けネジをしっかり締めます。
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