玄関引戸のノンリバウンド機構を調整・操作する方法

玄関引戸のノンリバウンド機構を調整・操作する方法

調整する方法(早く閉まるようにしたい・最後まで閉まりきらない場合)

障子を閉めるスピードを早くするか、下記の方法で引き込む力を調整してください。
障子を全開位置まで開けます。
バネ力調整ツマミの固定ねじを緩めます。
縦枠側(バネを引っ張る方向)にツマミを動かします。
固定ねじを締めます。
動かしすぎると障子を開くときに重くなります。

調整する方法(衝撃吸収力が物足りない場合)

障子を閉めるスピードを遅くするか、下記の方法で衝撃吸収力を調整してください。
なお、閉まるまでの時間が長くなるため、外気温が高い季節でのみ、おすすめします。
障子を全開位置まで開けます。
調整金具の固定ねじを緩めます。
調整金具を「強」の方向(召合せ側)に移動します。
調整金具の固定ねじを締めます。
外気温が低い季節は、逆の方法で調整し、元に戻すようおすすめします。

操作方法

開け動作
ノンリバウンド機構が動作する区間(戸先から約100~150mm)は開くのに重く感じますが、区間を過ぎると軽くなります。
区間を過ぎた位置において、障子はどこでも止められます。

閉め動作
ノンリバウンド機構が動作する区間(戸先から約100~150mm)まで障子を閉めると、手を離しても最後まで閉まります。
ノンリバウンド機構が動作する区間までの閉め方(勢い)、障子の重量、枠の建て付け状態、周囲の温度により、ブレーキのかかり具合や閉まるまでの時間は異なります。閉まるまでの時間が長い場合は、ある程度勢いをつけて閉めてください。
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