室内引戸(上吊引戸)のブレーキ・ソフトモーションを調整する方法

室内引戸(上吊引戸)のブレーキ・ソフトモーションを調整する方法

室内引戸は、下記のタイプがあります。走行方式をご確認ください。

Vレール引戸

上吊方式

床材のレールの上を本体下部にある戸車で走行して開閉するタイプ

上枠のレールを 本体上部にある吊車で走行して開閉するタイプ

※Vレール方式の場合は、上記画像をクリックし「室内引戸(Vレール)のブレーキ・ソフトモーションを調整する方法」をご確認ください。

↓ 下記をご確認ください。


用意する道具
手回しドライバーをご用意ください。
電動ドライバーは使用しないでください。ねじ頭が壊れる恐れがあります。

ブレーキ機能は下記タイプがあります。ご利用のタイプを、上枠の部品でご確認ください。

ブレーキ仕様
上吊引戸の上レールの内側に、下記のブレーキ部品が付いているかご確認ください。
調整ブロック固定ねじを2回転まで緩めます。
調整ブロックをスライドさせて、ブレーキ力を調整します。
固定ねじを締めます。
※商品の構造上、扉を開ける途中で重く感じる部分があります。

ソフトモーション仕様
※ソフトモーションについて
静止状態で枠から60~70mmで引き込みされます。
開閉時は、本体重量、速度によって作動開始位置は変わり ます。減速して引き込まれたら正常です。
閉まりきらない場合

ソフトモーションが機能しない場合(ブレーキが効かない)
本体を全開した後、全閉することを1~2回繰り返してください。
復帰するまで数回全開、全閉する操作をしてください。ソフトモーション機構が自動復帰します。
※上記で復帰しない場合は、部品破損の可能性があります。

ソフトモーションには商品の構造上、以下の現象が発生します。
製品不具合ではありませんので、あらかじめご了承ください。
開閉の際にカチッという部品の作動音が生じます。
バネを採用している為、扉を開ける際に途中扉が重く感じる部分があります。
オイルダンパー(緩衝装置)を使用している為、夏季と冬季(部屋の温度差)で引き込み速度が異なる場合があります。
扉の重量、建付け状況により、扉の引き込み速度が異なる場合があります。
重量の重い扉を強めに閉めると、ブレーキ感が弱く感じる場合があります。
重量の軽い扉を勢いよく閉めると、扉戸先の浮き上がり(つっかかり)が生じる場合があります。
レール、戸車にゴミなどが付着し動きが悪くなると、扉が閉まりきらないことがあります。

下記もご参照ください。

ご注意
出荷時には輸送時の破損を防ぐため受け部品が最も低い状態で出荷しています。高さ調整をしないと機能しませんので、必ず調整を実施してください。

その他の部品や仕様、及びご不明点はLIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。


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