アクアセラミック便器の清掃方法
アクアセラミックは親水性が高く、鉢面に付着した汚物が落ちやすいですが、お掃除が不要になるものではありません。アクアセラミック便器の日常のお手入れは、一般的なトイレと同じように行ってください。詳細は、「便器のお手入れ・お掃除方法」をご覧ください。
日常使う洗剤
トイレ用中性洗剤(研磨剤を含まないもの)
注意)便器には次の洗剤や道具を使用しないでください
強いアルカリ性の洗剤または漂白剤
研磨剤入りの洗剤
フッ素系洗剤(フッ化水素、フッ化アンモニウムを含む)
撥水作用や表面コート作用がある洗剤やお掃除道具
金属製や研磨剤入りのブラシのように表面を傷つけるお掃除道具
ガンコな汚れのお掃除方法
日常のお手入れで取れない汚れは、下記の手順をお試しください。
用意するもの

シャワートイレ、暖房便座をご使用の場合は、お掃除前に電源を切る、またはコンセントを抜いてください。(→2へ)
トイレ用酸性洗剤を汚れ部分に塗布し、その上にトイレットペーパーを敷きます。(→3へ)

さらにトイレットペーパーの上からトイレ用酸性洗剤を塗布し、汚れ部分を洗剤とトイレットペーパーで湿布したような状態にします。(→4へ)
そのまま汚れの程度に応じて数分から1時間程度放置します。(→5へ)
放置後、トイレブラシでトイレットペーパーごと汚れをこすり取ります。(→6へ)
便器に水を流し、洗剤とトイレットペーパーを排出します。(→7へ)
トイレ用中性洗剤で便器を清掃し、酸性洗剤を綺麗に洗い流してください。酸性洗剤が残留するとアクアセラミックの親水性を阻害するコート作用が働く場合があります。
トイレ用酸性洗剤を使用する際の注意点
陶器製の便器にのみご使用ください。便座などの樹脂部分には、酸性洗剤が付着しないようにしてください。
便座・便フタを開けて、さらにトイレ室内も十分に換気した状態で行ってください。
酸性洗剤の継続的なご使用は控えてください。洗剤から気化したガスにより、シャワートイレの内部部品が故障する原因になります。