カーポートのフーゴとネスカの違い
フーゴとネスカは若干のデザインや品揃えなどが違いますが、大きな違いは以下2点です。
年々台風が強大化しており強風対策がこれまで以上に必要とされています。地域によっては積雪被害も聞かれます。大切なお車を守るうえでもお住いの地域にあった適切なカーポートをお選びください。
耐風圧強度について
耐風圧の表記は、基準風速(V0)と風速〇〇m/秒相当という2つの表示があります。基準風速は国土交通省が地域ごとに設定した指標であり、製品を設置できる地域を示します。(全国の基準風速一覧) 風速〇〇m/秒相当は製品が耐えられる風速の値をLIXIL基準で示しております。基準風速の1.4-1.5倍が最大瞬間風速の目安となります。2021年以降の商品から耐風圧を基準風速での表示に切り替えております。
2019年の第15号台風では千葉県で最大風速35.9m/s、最大瞬間風速57.5mと台風が強大化しています。また以下のような設置環境によっては、気象庁発表より強い風が吹いている場合があるため、ワンランク上の強度のカーポートを設置いただく方がより安心です。
他の場所より強風になりやすい環境
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周囲に家がないとそこが風の侵入経路 | 道路に面した場所は、風の影響をうけやすい | 家の壁面に近づけすぎると、屋根を噴き上げる恐れが |
風の強さと吹き方などの目安は、気象庁提供の「雨と風(雨と風の階級表)」をご参照ください。
耐風圧強度の数値は目安であり、製品の保証値ではありません。
耐積雪強度について
カーポートの積雪性能は、屋根の載せられる雪の量を「cm」で表したものです。ただし、同じ深さの積雪でも、時間の経過とともに変化し、水分を含んで自重で圧縮され、新雪の3倍以上の重量になることもあります。設置される場所に適したカーポートを設置してください。また積雪性能は余裕のあるものをお選びいただくと安心です。
積雪強度の数値は目安であり、商品保証値ではありません。
フーゴとネスカの主な違い
製品名
| フーゴ | ネスカ |
耐風圧強度 | 基準風速「V0=46m/s」まで対応※ | 基準風速「V0=40m/s」まで対応※ |
耐積雪強度 | 600タイプ:20cm 900タイプ:30cm 1500タイプ:50cm | 600タイプ:20cm |
屋根形状 | 3種類 ・R:ラウンドスタイル ・F:フラットスタイル ・A:アーチスタイル | 2種類 ・R:ラウンドスタイル ・F:フラットスタイル |
寸法 (1台用基本タイプ) | R屋根:奥行=50・54・57 間口=24・25・27・29 F屋根:奥行=50・54・57 間口=24・27・30 A屋根(フーゴのみ):L=50・57 W=24・27・30
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柱 | 標準柱(H22)・ロング柱(H25)・H28柱(H28)
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※基準風速対応はタイプによって異なります。詳しくは「LIXIL耐積雪・耐風圧カーポートラインアップ」をご確認ください。
一部機種については「スペックアップパーツ」で強度アップすることも可能です。詳しくは「台風や大雪に備えてカーポートを補強する方法」をご参照ください。
耐積雪強度は、比重0.3にて算出
数値は目安であり商品保証値ではありません。