先進的窓リノベ2024事業の補助額におけるグレード
補助額のグレードは開口部の性能区分(熱貫流率)によりP(SS)、S、A、Bの4つに分かれます。
熱貫流率とは窓や壁などにどれだけ熱が伝わりやすいかを表す数値で、U値と表示します。U値が低いほど、高い性能になります。
(例)窓の熱貫流率=Uw、ガラスの熱貫流率=Ug、ドアの熱貫流率=Ud
性能区分表
性能区分(熱還流率) | |
P(SS) | U値・1.1 以下 |
S | U値・1.5 以下 |
A | U値・1.9 以下 |
B | U値・2.3 以下 |
対象工事の内容は以下をご確認ください。
詳しくは「対象工事の詳細」もご覧ください。
A. ガラス交換の場合
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
同じガラスであっても、既存サッシとの組み合わせにより、窓の性能区分が変わります。
※障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない、または新たに設置しない工事は、ガラス交換として取り扱います。
※ドア板の一部を構成するガラスを交換しても、本事業のガラス交換に該当しません。
B. 内窓設置(インプラス)の場合
既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事をいいます。
ただし、外皮部分に位置する既存外窓(ドア)の開口面※から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限ります。
※開口面とは、外窓(複数のサッシで構成された出窓を含む)やドアを設置するために外壁に空けられた開口に対して、周囲の壁面を延長してできる面をいいます。
C. 外窓交換(カバー工法、はつり工法)
住宅の外皮部分※にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できない建具をいいます。
※外壁ライン上にある熱的境界をいいます。
「カバー工法」とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事をいいます。
D. ドア交換
住宅の外皮部分※にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具をいいます。
※外壁ライン上にある熱的境界をいいます。
「カバー工法」とは、既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事をいいます。
「はつり工法」とは、既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事をいいます。
LIXIL製品のそれぞれの組み合わせの性能区分(グレード)や製品型番はLIXILビジネス情報の「補助金交付 対象製品リスト」内の各資料(PDFやEXCEL)をご覧ください。