室内ドアが傾いている場合などに建て付けを調整する方法(旗丁番の場合)

室内ドアが傾いている場合などに建て付けを調整する方法(旗丁番の場合)


ドアタイプが以下の旗丁番の場合の方法となります。他のタイプは「室内ドアが傾いている場合などに建て付けを調整する方法」をご確認ください。

年代や商品によって外し方が異なります。
下記の5つから該当するタイプを選び、取り外し方を確認してください。
建て付け調整はネジ頭を壊さないために、手回しドライバーをご使用ください。
ドアの丁番タイプ
特徴:キャップが着脱可能な円筒形。ドア本体側に取付ビス4本。
発売時期:2004/9~
商品名:ラシッサ、WL、FL.等

特徴:丁番筒上部にABCDの刻印。丁番固定ビスは本体・枠側とも4本
発売時期:1994/6~1998/7
商品名:CZ・HL

特徴:上部キャップが外れる。ドア本体に取付ビス3本
発売時期:1994/4~2000/12
商品名:WLU・RLU

特徴:上部キャップが外れる。ドア本体に取付ビス4本
発売時期:1997/11~2002/11
商品名:WLB・WLU(プライベート)

特徴:ドア側に取付ビス5本。本体に丁番3ヶ所設置
発売時期:1990/11~1994/12
商品名:WLT・RLT


タイプ1
(扉が上枠または下枠に当たる場合)
扉上下の調整方法
ドアを開いてください。下側の丁番で調整します。
1. ドア下側の丁番のキャップを外します。
2. 上下調整ねじを回して位置を決めます。
右に回すとドアは上がり、左に回すと下がります。
3. 作動を確認してキャップをはめます。

(ドアの開き側が枠に当たる/開き側の隙間が大きい場合)
扉左右の調整方法
ドアを開いてください。上下の丁番を調整します。
1. 2ヶ所の固定ねじを緩めます。
2. 左右調整ねじを回して位置を決めます。
右に回すと吊り元側に寄り、左に回すと開き側に寄ります。
3. 固定ねじを締め付けます。

(扉の上部または下部が戸当たりに当たっていない/斜めになっている場合)
扉前後の調整方法
ドアを開いてください。閉まりきっていない方向の丁番を調整します。上下両方の場合は、上下とも行います。
1. 前後調整ねじの上下にある2つの固定ねじを緩めます。
2. 前後調整ねじを回して位置を決めます。
左に回すと前側に寄り、右に回すと後ろ側に寄ります。
3. 固定ねじを締め付けます。

(ご注意)
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みなどは、本体脱落の原因になります。調整後、必ず締まっているかを確認してください。(本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじ)
詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
修理のご依頼は修理受付センターにご連絡ください。

タイプ2
(扉が上枠または下枠に当たる場合)
扉上下の調整方法
ドアを開いてください。下側の丁番で調整します。
1. 止めねじを半回転、緩めます。
2. A刻印から回転させ位置を決めます。
右へ1回転させるとドアは1mm上がります。
左へ1回転させるとドアは1mm下がります。
左へ2回転、右へ3回転まで調整可能です。
3. 調整後、A刻印を合マークに合わせて止めねじを強く締めてください。

(ドアの開き側が枠に当たる/開き側の隙間が大きい場合)
扉左右の調整方法
ドアを閉めた状態にしてください。上下の丁番を調整します。
1. 止めねじを半回転、緩めます。
2. A刻印から回転させ、位置を決めます。
調整は90°以内で行ってください。90°以上回すと高さが変わります。
右に90°回すと開き側に2mm寄ります。
左に90°回すとハンドル側に2mm寄ります。
3. 調整後、止めねじを強く締めます。

(ご注意)
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みなどは、本体脱落の原因になります。調整後、必ず締まっているかを確認してください。(本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじ)
詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
修理のご依頼は修理受付センターにご連絡ください。

タイプ3
(扉が上枠または下枠に当たる場合)
扉上下の調整方法
ドアを開いてください。下側の丁番で調整します。
1. ドア下側の丁番の上部キャップを外します。
2. 上下調整ねじを回して位置を決めます。
右に回すとドアは上がり、左に回すと下がります。
3. 調整後に中間カバーを動かして、丁番軸のすき間を隠してください。キャップをはめます。
(ドアの開き側が枠に当たる/開き側の隙間が大きい場合)
扉左右の調整方法
ドアを開けた状態にしてください。上下の丁番を調整します。
1. 2ヶ所の固定ねじを緩めます。
2. 左右調整ねじを回し、位置を決めます。
右に回すと開き側に寄り、左に回すと吊元側に寄ります。
3. 2ヶ所の固定ねじを締め付けます。

(扉の上部または下部が戸当たりに当たっていない/斜めになっている場合)
3. 上丁番が外れたら扉を上に持ち上げ、枠下側丁番からドア下側丁番を抜きます。
扉前後の調整方法
ドアを開いてください。閉まりきっていない方向の丁番を調整します。上下両方の場合は、上下とも行います。
1. ドア側丁番の前後調整固定ねじ3ヶ所を緩めます。
2. ドアを必要な分量だけ、前または後ろに移動します。
3. 位置が決まったら前後固定ねじを締め付けます。

(ご注意)
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みなどは、本体脱落の原因になります。調整後、必ず締まっているかを確認してください。(本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじ)
詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
修理のご依頼は修理受付センターにご連絡ください。

タイプ4
(扉が上枠または下枠に当たる場合)
扉上下の調整方法
ドアを開いてください。下側の丁番で調整します。
1. ドア下側の丁番の上部キャップを外します。
2. 上下調整ねじを回して位置を決めます。
右に回すとドアは上がり、左に回すと下がります。
3. 調整後に中間カバーを動かして、丁番軸のすき間を隠してください。キャップをはめます。
(ドアの開き側が枠に当たる/開き側の隙間が大きい場合)
扉左右の調整方法
ドアを開けた状態にしてください。上下の丁番を調整します。
1. 2ヶ所の固定ねじを緩めます。
2. 左右調整ねじを回し、位置を決めます。
右に回すと吊り元側に寄り、左に回すと開き側に寄ります。)
3. 2ヶ所の固定ねじを締め付けます。

(扉の上部または下部が戸当たりに当たっていない/斜めになっている場合)
扉前後の調整方法
ドアを開いてください。上下の丁番を調整します。
1. 2ヶ所の固定ねじを緩めます。
2. 前後調整ねじを回し、位置を決めます。
右に回すと後ろへ移動し、左へ回すと前に移動します。
調整幅は、前(2mm)、後(2mm)です。
3. 2ヶ所の固定ねじを締め付けます。

(ご注意)
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みなどは、本体脱落の原因になります。調整後、必ず締まっているかを確認してください。(本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじ)
詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
修理のご依頼は修理受付センターにご連絡ください。


タイプ5
(扉が上枠または下枠に当たる場合)
扉上下の調整方法(下げる)
ドアを閉めた状態にしてください。上側の丁番を調整します。
1. あらかじめ下側の丁番のAねじを右へ回して緩めておきます。
2. 一番上の丁番のAねじを右へ回してドアを下げていきます。

3. 位置が決まったら、あらかじめ緩めていた下側の丁番のAねじを左に回し、所定の位置まで戻します。

扉上下の調整方法(上げる)
ドアを閉めた状態にしてください。
1. 一番上の丁番のAねじを左に回し、ドアを上げていきます。
2. 位置が決まったら下側の丁番のAねじを左に回し、所定の位置に上げます。

(ドアの開き側が枠に当たる場合)
扉左右の調整方法 (吊り元側へ移動)
ドアを開いた状態にしてください。
1. ドアを移動させたい分量だけBねじを右に回しておきます。
2. Cねじを締め付けると吊元側に移動します。
(開き側の隙間が大きい場合)
扉左右の調整方法(開き側へ移動)
ドアを開いた状態にしてください。
1. Cねじを緩めておきます。
2. Bねじを左に回して、ドアを開き側へ移動します。
3. 位置が決まったら、緩めていたCねじを締め付けます。

(ご注意)
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みなどは、本体脱落の原因になります。調整後、必ず締まっているかを確認してください。(本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじ)
詳しくは、お使いの商品の取扱説明書をご確認ください。
また、上記で解決しない場合は点検・修理が必要です。
修理のご依頼は修理受付センターにご連絡ください。

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