室内ドアを取り外す方法(ピボット丁番の場合)
ドアタイプが以下のピボット丁番の場合の方法となります。他のタイプは「室内ドアを取り外す方法」をご確認ください。
年代や商品によって外し方が異なります。
下記の2つから該当するタイプを選び、取り外し方を確認してください。
建付け調整はネジ頭を壊さないために、手回しドライバーをご使用ください。
特徴:扉本体側に縦にビス3本、脇に1本で4本
発売時期:2018/4~
商品名:ラシッサ
特徴:扉本体側に縦にビス4本
発売時期:2004/9~
商品名:WL
タイプ1
(外し方)
2人で作業を行ってください。
1. 化粧カバーを取り外します。
2. プラスドライバーでロック板固定ねじをゆるめ戸先側に寄せます。
3. その状態を保ったまま、もう1人の人がドア本体を取外します。
(取付け方)
1. 本体取付け前に上枠側丁番がロックされていないことを事前に確認してください。ロックされている場合は、上記の(外し方)よりロックを解除してください。
2. 下軸受けリングを縦枠側丁番に差込みます。
3. 本体側丁番(下)を縦枠側丁番に差込みます。
4. 本体側丁番(上)の軸部を上枠側丁番のフック部にはめ込み(E部)、ドア本体を吊込みます。
本体側丁番(上)の軸部が、上枠側丁番に入ると下図のように自動でロック板とロック板固定ねじがロック後の状態になります。必ずロック後の状態になっているか確認してください。
(ロック後状態)
5. ロック板固定ねじを手回しドライバーで固定してください。
6. 上枠側丁番と本体側丁番(上)のすき間が2mm以上あることを 確認してください。2mmより小さい場合は、ドア本体を上方向に調整してください。
7. 化粧カバーを取付けます。
化粧カバーを上枠側丁番のフック部に取付けてください。
(ご注意)
本体を吊り込んだ後、上枠側丁番のロック板が元の場所に戻っていることを確認してください。ロック板が元に戻っていないと、本体脱落の原因になります。
本体を吊り込んだ後、上枠側丁番のロックねじが締まっていることを確認してください。ロックねじが締まっていないと、本体と干渉して部品が破損し、本体脱落の原因になります。
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みは、本体脱落の原因になります。調整後、本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじが必ず締まっていることを確認してください。
タイプ2
(外し方)
1. 側ヒンジの化粧カバーを引き抜きます。
2. 上下ヒンジの軸カバーを外します。
3. ドアを開いた状態にします。
4. プラスドライバーで上枠丁番のロックねじを3回転緩めます。ロックねじの頭を図のように動かし、ドア本体を斜めにします。
この時、ドア本体を両手でしっかりお持ちください。
5. 上に持ち上げ、枠下側丁番からドア下側丁番を抜きます。
(取付け方)
1. 枠上部の上枠丁番のロックねじを動かし、ロック板が動くことをご確認ください。
2. 本体側丁番(上)の軸部を上枠側丁番のフック部にはめ込み、ドア本体を吊り込みます。
本体側丁番(上)の軸部が、上枠側丁番に入ると自動でロック板が戻り、ロックされます。
3. ロック板が元の位置に戻っていることを確認し、上枠側丁番のロックねじを締めます。
4. 上下の軸カバーをはめます。
5. 本体側上丁番の化粧カバーをはめ込みます。
(ご注意)
本体を吊り込んだ後、上枠側丁番のロック板が元の場所に戻っていることを確認してください。ロック板が元に戻っていないと、本体脱落の原因になります。
本体を吊り込んだ後、上枠側丁番のロックねじが締まっていることを確認してください。ロックねじが締まっていないと、本体と干渉して部品が破損し、本体脱落の原因になります。
丁番固定ねじの締め忘れ・緩みは、本体脱落の原因になります。調整後、本体・枠への固定ねじおよび丁番本体の止めねじが必ず締まっていることを確認してください。