洗面台のアジャストミラーの高さ調整方法、取付条件
「アジャストミラー」は、間口600、750、900mmの洗面台本体とセットできる3面鏡(間口600mmは2面鏡)タイプのミラーキャビネットです。
LIXILの洗面台本体とセットで新設、または既設の洗面台のミラーキャビネットのみ新設(取り替え)のいずれの場合も施工が可能です。
ミラーキャビネットの高さは10mm単位の調整ができるため、梁や既設の吊戸棚があり、取付高に制約がある場合も納めることができる可能性があります。
高さの調整方法や取付条件(調整範囲)について詳しくは下記をご参照ください。
調整方法
下図の赤枠で示したバックパネル部分を、現地で測定した取付高に合わせてカットします。パネルの裏にはカット用のガイドがあります。現地でカットするため、発注の際の高さ指定は不要です。

取付条件・調整範囲
A. 洗面台本体とセットで新設する場合
アジャストミラーと組み合わせができる洗面台は「ピアラ」・「オフト」・「オフト フィット」です(2025年4月現在)。
取付条件と調整範囲は下記表のとおりです。使い勝手上、全高1,900mmまでをおすすめします。
ピアラのカウンター高さは、750、800、850mmの3タイプをご用意しております。カウンター高さにより、下記表の全高が50mmずつ上下します。
間口600mm
シリーズ名 | 全高 | ミラーキャビネット高さ |
ピアラ (カウンター高さ800mmの場合) | 1,780~1,900mm | 830~950mm |
オフト | 1,680(1,780※)~1,900mm | 830(930※)~1,050mm |
オフト フィット | 1,740~1,900mm | 890~1,050mm |
※オフトのシャワー水栓の場合、リフトアップ時の干渉を避けるため、全高1,780mm(ミラーキャビネット930mm)以上をおすすめします。
間口750、900mm ※オフト、オフト フィットは間口750mmのみ
シリーズ名 | 全高 | ミラーキャビネット高さ |
ピアラ (カウンター高さ800mmの場合) | 1,780~1,900mm | 830~950mm |
オフト | 1,700(1,810※)~1,900mm | 850(960※)~1,050mm |
オフト フィット | 1,770~1,900mm | 920~1,050mm |
※オフトのシャワー水栓の場合、リフトアップ時の干渉を避けるため、全高1,810mm(ミラーキャビネット960mm)以上をおすすめします。
B.ミラーキャビネットのみ新設する場合
ミラーキャビネット高さ(下図のA寸法)は830~1,100mmまで10mm刻みで調整可能です。
バックパネルを現地でカットし、高さを調整します。バックパネル部の高さ(下図のB寸法)は20~290mmとなります。
既設の洗面台との組み合わせについては、資料「【アジャストミラー】1995~2003年販売ミラーの取替え可否.pdf」をご確認ください。
ご不明な点がある場合は、LIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。