洗面台の鏡が部分的に黒くなってきた
鏡に部分的な黒い点やシミができた場合、「シケ」と呼ばれる鏡特有の腐食が生じている可能性がございます。
シケの原因
鏡は、ガラスの裏面に銀・銅メッキが施され、更に塗料膜によって保護する構造となっております。
またエッジ(外周)部分には樹脂コーティングを塗布しておりますが、ご使用の過程で鏡内部に湿気や水、洗剤などが入り込むことで銀・銅メッキが腐食し、黒く変色してしまいます。
鏡を斜めから見てシミや点が2重に見える場合は「汚れ」ですが、1重に見える場合は「シケ」の可能性があります。
対処方法
「シケ」は鏡内部の腐食のため、補修はできません。鏡ごと交換する必要があります。
ミラーキャビネットの種類によって、交換の対応が異なります。交換方法は、「洗面台のミラーキャビネットの鏡が割れたので交換したい」をご参照ください。
「シケ」の発生を予防して鏡を長くご利用いただくために、毎日のお手入れのほかに、ご注意いただきたいことをご案内します。
毎日のお手入れ
用意するもの
鏡表面を柔らかいきれいな布で水拭きしたあと、乾いた柔らかいきれいな布で水分を取ります。
ご注意
鏡に水や洗剤を直接かけないでください。また、お手入れは中性洗剤をお使いください。
鏡の受け部分に付いた水分や汚れは綿棒やガーゼを巻いたつまようじなどでこまめにふき取ってください。受け部分から水分が浸入すると、腐食する恐れがあります。