玄関引戸のセキュリティサムターンの使い方
断熱玄関引戸PGシリーズ・玄関引戸k6シリーズ
断熱玄関ドア・引戸 エスキューブ、スライディングドア・エルムーブの場合
外装用の鍵(施主キー)で内錠のシリンダーを操作することで、サムターンをセキュリティ状態にセットできます。
セキュリティ状態とは、サムターンを操作しても施錠・解錠ができない状態です。ガラスを壊されても解錠できないため、不正侵入を防止できます。
セキュリティ状態にセットする方法は下記です。
鍵を室内側のシリンダーに差し込み、右に回転させます。
表示窓の色が蛍光色に変わります。
鍵を水平に戻して抜きます。
セット後は、サムターンで施錠・解錠できません。
セキュリティ状態の場合、サムターンの表示が「閉」であっても、施錠されていないことがあります。就寝時などは施錠されていることを確認してください。
セキュリティ状態を解除する方法は下記です。
鍵を室内側のシリンダーに差し込み、左に回転させます。
表示窓の色が台座と同じ色に変わります。
鍵を水平に戻して抜きます。
サムターンを上下に操作するとことで施錠・解錠ができる状態(通常状態)になります。サムターンをゆっくり上にあげると解錠されます。
断熱玄関引戸k3、k4シリーズの場合
ツマミを外すには、ツマミを引っ張りながら左に回します。
セキュリティサムターンのシリンダーが、最も下に移動した状態になります。
ツマミを取り付けるには、ツマミを差し込み、右に回してゆっくり上げます。
施錠した状態での取り外しも同様です。
エルムーブ2
ツマミは鍵の形状ですが、抜けるだけの構造です。
抜いたツマミは、玄関のそばの決まった場所に保管することをおすすめします。
就寝・在宅の場合
(右吊の場合)右に回します。
施錠状態になります。
下のボタンを押したまま、ツマミを引き抜きます。
外出の場合
下のボタンを押したまま、ツマミを横にして差し込みます。
(右吊の場合)左に回して解錠します。
下のボタンを押したままツマミを引き抜きます。
外に出てドアを閉め、上下の鍵を施錠します。
V型ハンドルのセキュリティサムターンのつまみを取り外す方法
把手の上側にボタンがあります。
セキュリティサムターンの使用目的
一時期「ピッキング」という侵入方法が横行しましたが、鍵の性能が高まったことで減少しました。
次いで増えたのが、ガラスを破り、または治具を差し込み、室内側のサムターン(ツマミ)を回して侵入する「サムターン回し」という方法です。
セキュリティサムターンは、「サムターン回し」に対抗する目的で作られました。ツマミを外せば外から開けられないという発想です。