窓や玄関などの開口部から「ヒューヒュー」と笛のような音がする
窓サッシやドアを閉めきった状態で換気扇などを使用する場合、空気が室外に排出されるとともに、同じ量の空気が窓の隙間などから室内に入ろうとします。
この際、室内外で気圧差が生じ、気密部品の接触部分を通り抜ける空気が、笛を吹く状態と同じ現象を起こす場合があります。これを「笛鳴り現象」と呼びます。
また、強風時や、高層マンションのような風が常時吹きぬける場所においても、笛鳴り現象が起こる場合があります。
日本サッシ協会のウェブサイトの豆知識からの抜粋「サッシやドアの換気扇使用時の笛鳴り現象」もご参照ください。
これは自然現象のひとつです。完全に無くすことはできません。
ただし、下記の対処方法で緩和する場合があります。
換気扇を使用する際、下記を行って空気の吸入口を確保することで、音が静かになる場合があります。
窓やドアを少し開ける
換気小窓や換気かまちが付いている場合は、少し開ける
通気口が家具やホコリなどで塞がれている場合は、家具を移動するか、掃除をします。ホコリなどの目詰まりや家具で通気口が塞がれていると、笛鳴り現象を起こす場合があります。
戸車・窓のクレセント錠（鍵）・気密ピースを調整し、窓のガタツキや隙間が無いようにします。調整する方法は「サッシ戸のがたつきを調整する方法」をご参照ください。
窓やガラスの交換をご検討のお客さま
※既存住宅の窓を省エネ効果の高い断熱窓に改修する費用に対して補助金が交付されます。詳細は下記をご覧ください。
（制度の適用には条件があります。）