窓用の電動シャッターが障害物に当たっても停止・反転しない
シャッターを閉めてる途中で、障害物に当たると停止・反転し、はさまれ事故を防止するプレッシャーリターンセンサーという機能があります。
停止・反転しない場合、下記の要因が考えられます。
不感知帯に障害物がある場合
開口部にはプレッシャーリターンセンサーが感知できない範囲(不感知帯)が、下枠より100mm程度が出ることがあります。この範囲で人・物がないことを確認してから作動させてください。はさまれてケガをしたり、物をはさんだりするおそれがあります。
連続して負荷を検出した場合
停止・反転作動後、障害物を取り除かずに連続して負荷を検出させた場合は感知しない場合があります。はさまれた場合は、ただちにとめるボタンを押してシャッターを停止させ、ひらくボタンを押してシャッターを巻き上げてから取除いてください。
停電時開閉機構を使用した場合
停電時開閉機構を使用後、電動復帰操作をしないと障害物検知で反転しないや下限位置がずれる場合がありますので、復帰操作を実施してください。復帰方法は「標準・耐風タイプ 電動復帰のしかた」「採風タイプ 電動復帰のしかた.pdf」 をご確認ください。
※ご使用にあたっての留意事項
標準・耐風タイプ:負荷を検出させた場合は、必ず上限もしくは下限まで作動させてください。
採風タイプ:負荷を検出させた場合は、必ず上限まで作動させた後に「とめる」ボタンを押して異常解除をしてください。
プレッシャーリターンセンサーは一定の負荷を検出して、停止・反転する構造です。サイズや障害物の位置によっては、検出するまでに時間がかかる場合があります。その場合、検出し反転する までの間、モーターが回り続けるため、ボックス内でスラットの巻きだるみが発生します。巻きだるみが発生した状態で障害物を取り除くと、スラットがずり落ちてくることがありますので、「ひらく」ボタンを押してシャッターを巻き上げてから障害物を取り除いてください。