雨戸の建付けを調整する方法

雨戸の建付けを調整する方法

雨戸が開閉しにくかったり、高さ、隙間、傾きを調整したい場合は、お手入れと戸車の調整をお願いします。
下記をご確認ください。

※ご自身で作業が難しい場合は無理をせずに、取付けされた業者さま、またはLIXIL修理受付センター にご相談ください。

対処方法

1. 雨戸が開閉しにくい場合は、レールや戸車にごみなどがついてないかご確認ください。

A. 雨戸レール(ミゾ)にごみなどがついている場合
掃除機の先の尖ったノズルでレールにたまったホコリなどを吸い取ります。塗装用の刷毛で掃き出したりもひとつの方法です。
レールにこびりついた汚れは、割り箸や使い古しの歯ブラシなどに布を巻き、キズや破損に注意しお試しください。
B. 戸車にごみが付着している場合
雨戸を外して、戸車の清掃をしてください。外し方は「雨戸が外せないとき.pdf」もご参照ください。
外した雨戸を横にして立て掛け、絡んだゴミやホコリを爪楊枝やブラシなどで取り除きます。転倒や破損、ケガに充分ご注意ください。
C. 戸車が動かなくなった場合
掃除しても改善しない場合には、戸車を交換をご検討ください。
購入については「雨戸の戸車と錠の部品を購入する方法」をご参照ください。


2. 雨戸の高さ、隙間、傾きを調整したい場合

設置した年代により戸車についているネジ位置が異なります。
また、年代やタイプによってはネジがないものもあります。下記内容を参照ください。
※ 戸車部品そのものについては「雨戸の戸車と錠の部品を購入する方法」をご参照ください。


Dan雨戸(断熱材入り)
雨戸下桟にある戸車のねじをプラスドライバーを使用して回すことで、微調整できます(約+4mm)。
1979年~1983年9月以前

1983年10月~1995年9月

1995年10月~

ルーバー雨戸(鋼板パネル)
雨戸下桟にある戸車のねじをプラスドライバーを使用して回すことで、微調整できます(約+4mm)。

可動ルーバー雨戸(採風タイプ)
雨戸下桟にある戸車のねじをプラスドライバーを使用して回すことで、微調整できます(約+4mm)。

ロイヤル雨戸(1975年~1990年)
上下桟を動かして高さを調整します
調整ビスをゆるめます。
上桟(下桟) のコーナーピースを上下して調整します (調整は 上桟・下桟ともに 各8ミリ)。
※ コーナーピースは樹脂の為、ドライバーなどを使わず、手で引き上げて下さい。
調整後はビスを固く締めて固定します。

ガラリ雨戸(1977年~2010年)
発売年によって調整方法が異なりますので御注意ください。
1986年以前の商品の場合は、上下桟を動かして高さを調整します
調整ビスをゆるめます。
上桟(下桟) のコーナーピースを上下して調整します (調整は 上桟・下桟ともに 各8ミリ)。
※ コーナーピースは樹脂の為、ドライバーなどを使わず、手で引き上げて下さい。
調整後はビスを固く締めて固定します。

1986年以降の商品の場合は、雨戸に付いている戸車の上部ネジを左右に廻して調整します。

カールイ雨戸(1973年~1986年)
図のAのネジ(本体の上下桟の横)をゆるめます
Bのネジ (本体の内側) を 右に廻すと桟が出て雨戸の高さが伸びます。反対に、左に廻すと桟が引込み、雨戸の高さが縮みます。( 調整は上桟・下桟とも 各6ミリ )
調整後はAのネジを強く締めて 上桟(下桟)を固定します。

Dan単体雨戸(1980年~)
戸車は動かさず、固定。下桟のスライドで高さ調整します。
下桟のコーナーピースをネジで調整してください (調整しろは、下桟部で +6ミリ です右図参照)。
※ 調整後は ネジを必ず締めてください。

ルーバー単体雨戸(1991年~)
戸車は動かさず 固定。上下桟のスライドで高さ調整します。
コーナーピースのネジAを緩め、調整ピースのネジBで調整します。
調整しろは、上桟部で+13ミリ、下桟部で+7ミリです。
※ 調整後、ネジA は必ず締めてください。


直らない場合は点検・修理が必要です。お買い求めの取扱店または下記のLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。

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上記以外の雨戸の調整方法など、ご不明の点がある場合は、LIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。

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