玄関ドア・引戸における簡易タッチキーシステムのリモコンを追加で登録・抹消する方法
簡易タッチキーシステムの専用リモコンは下記の2種類があります。
追加登録
別売りの専用リモコンは、合計8個まで追加で登録できます。ドア（開き戸）と引戸で登録する方法が異なります。ご使用中の種類を選び、ご確認ください。
抹消
専用リモコンを新たに登録すると、今まで登録していた専用リモコンのデータは消去されます。再度使用するには再登録が必要です。
追加で登録する際は、すでに登録済みの専用リモコンもすべて用意し、登録作業してください。
お願い
登録する前に、ボタンを押してリモコンランプが点灯することを確認してください。点灯しない場合は、電源をONにしてください。
※ボタンを押し続けるとリモコンランプが点灯します。これで電源がONになります。
専用リモコンのボタンを押してから登録まで（個数分のブザーが鳴るまで）数秒かかります。登録中は専用リモコンを動かなさないでください。動かすと正常に登録できず、利用できない恐れがあります。
ドア（開き戸）のリモコンを登録する方法]
登録する方法は、動画「【LIXIL】玄関ドアのタッチキーの追加設定方法」もご参照ください。
登録する専用リモコンを準備します。ドアを開き、受信器中央部のねじ（M3×5）を取り外します。つまようじやヘアピンなど先が細いものを利用して、ブザーが鳴るまで登録スイッチを押します（約1秒）。
「ピッピッピッ」とブザーが鳴ります。
30秒以内に専用リモコンのボタンを押します。
登録した個数分、ブザーが鳴ります。例えば、1個目は「ピッ」と鳴り、3個目は「ピッピッピッ」と鳴ります。
30秒以内に、次に登録する専用リモコンのボタンを押します。これを登録する分だけ繰り返します。
30秒後、「ピー」と鳴り、登録した個数分「ピッ」と鳴ります。
ねじ（M3×5）を取り付けます。
引戸のリモコンを登録する方法
登録する方法は、動画「【【引戸】リモコン登録手順」もご参照ください。
登録する専用リモコンを準備します。引戸を開き、受信器中央部のねじ（M3×5）を取り外します。つまようじやヘアピンなど先が細いものを利用して、ブザーが鳴るまで登録スイッチを押します（約1秒）。
ねじが見つからない場合は、受信器の前に縦框カバーがついています。まずは「縦框カバーを取り外す方法」をご覧いただき、縦框カバーを取り外してください。
10秒以内に引戸を閉じます。このまま閉めた状態にします。
「ピッピッピッ」とブザーが鳴ります。
30秒以内に専用リモコンのボタンを押します。
登録した個数分、ブザーが鳴ります。例えば、1個目は「ピッ」と鳴り、3個目は「ピッピッピッ」と鳴ります。
30秒以内に、次に登録する専用リモコンのボタンを押します。これを登録する分だけ繰り返します。
30秒後、「ピー」と鳴り、登録した個数分「ピッ」と鳴ります。
引戸を開きます。ねじ（M3×5）を取り付けます。
縦框カバーを取り外した場合は、取り付けます。
縦框カバーを取り外す方法
縦框カバーと箱錠の間にマイナスドライバーの先端を差し込み、端から順番にこじりながら持ち上げるようにして取り外します。隙間がない場合は、箱錠のねじを少し緩めると隙間ができます。ただし、箱錠は外さないでください。
※縦框カバーを取り付ける際は、端から順番に軽くたたき込んでください。
※縦框カバーを取り外したり取り付けたりする際は、キズ付けたり、曲げたりしないようにご注意ください。
専用リモコンに関するご注意
下記の条件下では、作動範囲が狭くなったり、作動しなかったりする場合があります。
金属ケースの中に入れるなど、電波の通り難い材質で覆われた状態で携行した場合
無線通信機器（携帯電話や無線機など）と一緒に携帯した場合
近くで電波式のリモコンを操作している場合
玄関の近くにパソコンやテレビなどのノイズを出す電化製品や無線通信式の電化製品がある場合
住居の近くに放送局、飛行場、工場など強い電波やノイズを発生させる設備がある場合
専用リモコンは信号発信器を内蔵している電子部品です。故障の原因となるため、下記をお守りください。
窓際や車のダッシュボードの上など、高温になる場所に置かないでください。
無理に曲げたり落としたりしないでください。強い衝撃などを与えないでください。
水に濡らさないでください。
磁気を帯びたキーホルダーなどを付けないでください。
テレビやオーディオなど強い磁気を帯びた機器や、低周波治療器などの電気医療機器に近づけないでください。
超音波洗浄機で洗浄しないでください。
機器の故障、電池切れ、停電の場合、専用リモコンで解錠できなくなります。専用リモコンと合わせて、カギも必ず持ってお出かけください。（停電について、簡易タイプの場合は問題ありません。）