窓・サッシのレール(下枠)に雨が吹き込み水が溜まる

窓・サッシのレール(下枠)に雨が吹き込み水が溜まる


下枠に水が溜まることに不安感を持たれるかもしれません。しかし、これは住宅用サッシの構造上で起こりえる現象です。機能や性能の悪さによるものではありません。

戸車で建付け調整した後、気密性を保つために召合せ外の気密ピースを下げて、枠とのすき間を発生させないように調整してください。
戸車の調整方法は「サッシ戸のがたつきを調整する方法」 をご確認ください。
気密ピースが未調整の場合、強風時には吹き上げがあります。気密ピースを調整してください。障子を閉めた状態で気密ピースを 下げて隙間をなくします。


引違いサッシの水密構造は下記です。

風圧力に押され、A部の経路で下枠内に水が侵入します。
下枠内にある程度の水が溜まると、B部では水の重力で浸水を押し返す力がはたらき、バランスをとります。(B部に溜まる水は漏水ではありません。漏水は、サッシ枠をこえて屋内に雨水が入ることを指します。)この構造では、水と風圧力がかかると下枠内にも水が入り、また圧力が無くなってもアルミとの表面張力によってわずかに水が残ることがあります。
商品の水密・気密性能を超える台風や大雨の場合は、室内側に水が浸入することがあります。

ご不明な点はLIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。
災害の事前準備や注意点については災害対策ガイドをご確認ください。
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