防音対策として有効な「インプラス」(内窓)のガラス種類(単板、合わせ、複層)
「インプラス」(内窓)のガラスの違いにより、防音効果は異なります。
下記の表は開口部に限定して評価した結果です。音は壁・床・天井等からも入ります。実際の性能を保証するものではありません。
(◎:とても有効 〇:有効)
性能 | 防音 | 断熱(参考) | ||
騒音の種類
| 犬の鳴き声・車の走行音・
飛行機・ピアノ等
| ー | ||
代表的な ガラスの種類 | 安全合わせ複層 ガラス (3mm+A+6.8mm) | 価格高い ↑ 価格安い | ||
安全合わせ ガラス (6.8mm) | ||||
複層
ガラス (3mm+A+3mm)
| ||||
単板
ガラス (5mm)
|
※Aとは、複層ガラスの間の空気層のことです。
※LOW-Eガラスに変更しても、防音性能は良くなりません。
防音のポイント
ガラスは厚くするほど防音効果が高まります。既存の窓と「インプラス」のガラス厚が異なると効果は高まります。
既存の窓と「インプラス」の距離を大きくするほど防音効果が高まります。窓枠の範囲内でできるだけ離すのがおすすめです。
複層ガラスの場合、内外のガラス厚が異なると防音効果が高まります。
窓の建て付けやクレセント錠(鍵)を調整し、隙間を減らしてください。さらに効果が高まります。
ガラスの種類・厚さと窓タイプ(引違い窓・開き窓等)によって対応できない場合があります。詳しくは弊社商品の取扱店さままたはLIXILお客さま相談センターにご相談ください。
インプラスの防音効果
既存の窓とインプラスの間にうまれた「空気の層」が、外からの不快な音が室内に入ることや、室内で発生した音が、近隣に漏れるのを抑える防音壁としての役割を果たします。人間の耳は、音の大きさが10dB下がると音が半減したように感じると言われ、快適で静かな住環境づくりにも効果的です。
※音の種類によって得られる効果が異なります。
(注1)このカタログのサッシ・ドアセットに示されている遮音性能は、JISで定められた方法により実験室で測定した測定値です。実際の建築物の現場で測定したとき、実験とは音場*が異なるので、それぞれの測定値に差異が生じます。(*音場:音波が伝わっている空間の状況を示す。)
インプラスをご検討中のお客さまへ
詳しい商品情報は、「インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様」をご確認ください。
工事店の紹介については、LIXILお客さま相談センターにご相談いただくか、「インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室用:取付をお考えの方に」をご確認ください。
インプラスの断熱性能、遮熱性能については「内窓「インプラス」の熱貫流率(断熱性能)と日射熱取得率(遮熱性能)が知りたい」をご覧ください。
インプラスは「先進的窓リノベ2024事業」の対象商品です。改修する費用に対して補助金が交付されます。詳しくは、下記をご覧ください。(制度の適用には条件があります。)
ご不明な点はLIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。