また、気密ピースが未調整の場合強風時には、吹き上げがありますので、気密ピースを調整(障子を閉めた状態で気密ピースを 下げてすき間をなくします)してください。
引違いサッシの水密構造は下記のようになっています。
1.風圧力に押されてA部の経路で下枠内に水が侵入します。
2.下枠内にある程度の水が溜まると、B部の部分では水の重力で浸水を押し返そうとする力が働き、バランスをとります。(注:B部の部分にたまる水は漏水ではありません。漏水の基準は、サッシ枠をこえて屋内に雨水が入ることを言います。)
この構造では、水と風圧力がかかると下枠内にも水が入り、また圧力がなくなってもアルミとの表面張力によってわずかに水が残ることがあります。
3.商品の水密・気密性能を超えるような台風や大雨時は、室内側に水が浸入する場合があります。
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※災害の事前準備や注意点を纏めた「災害対策ガイド」もあわせてご覧ください。