水栓(蛇口)の水を止めると「ドン」「コン」と音がする

水栓(蛇口)を閉めた際の「ドン」「コン」という異音は、管内の圧力が急上昇する「ウォーターハンマー現象(水撃作用)」が原因です。水栓の故障ではありませんが、配管漏水を防ぐため、ゆっくりとした止水操作や止水栓での流量調整が有効です。

ウォーターハンマー現象とは
水栓の水を止める際に、管内の水が瞬間的に停止することで、水の流れによって生じていた圧力が逃げ場を失い、配管内の圧力が急上昇します。この際に「ドン」や「コン」という衝撃音が発生する場合があります。この現象をウォーターハンマーと呼びます。水圧や配管構造などの要因で起きる現象であり、水栓自体の故障や異常ではありません。

ただし、放置すると配管の継手などが徐々に劣化し、将来的に壁内や床下での漏水など、深刻な二次被害を引き起こす原因になります。異音に気づいたら早めの対処を行ってください。

対処方法
レバーをゆっくり閉める
シングルレバー水栓をご使用の場合は、レバーを急激に下げず、2〜3秒かけて緩やかに止水操作を行ってください。流速を段階的に落とすことで、配管内の圧力急上昇を物理的に抑制できます。

止水栓を絞って水圧を下げる
カウンター下のキャビネット内などにある止水栓を右(時計回り)に回し、使用に支障がない流量を維持しつつ、止水時の「ドン」という音が最も小さくなるポイントへ調整してください。供給される水量を必要最小限に制限することで、止水時の衝撃エネルギーを低減させます。

上記をお試しいただいても改善しない場合は、建物の給水圧が高すぎたり、壁内の配管の固定が緩んでいる可能性が考えられます。建築またはリフォームされた工務店さまにご相談ください。