サッシの引違い窓から隙間風が入ってくる
隙間風が入ってくる部位に応じて、下記の解決方法をご確認ください。
アルミサッシの気密性能はA3~A4等級で、A4等級とは、風速4m/Sに相当する風が正面から当たっているときに1㎡あたり1時間に空気の漏れる量が最大2立方メートルの性能です。全く風がはいってこないというものでは、ありません。
A 上枠の場合
障子の上桟の中には気密材があります。
気密材がしっかり当たっているか、ねじれていないか、へたっていないか確認してください。
障子の取り外し方は「引違い窓の障子(ガラス戸)を取り外す方法」をご確認ください。
へたっている場合は、指で起こして見てください。
パッキンがよれている場合は、ヘアードライヤーを掛けながら指で戻してみてください。癖が直る場合があります。
B 戸先側・両サイドの場合
障子が傾き、障子と枠の間に隙間ができている可能性があります。
障子が枠と平行になっていない場合は、戸車調整をお試しください。
戸車調整の方法
1. 障子の両端の一番下のプッシュボタンを外し、調整ねじを回して調整します。
右に回す(時計回り)と障子は上がります。
左に回す(半時計回り)と障子は下がります。
2. プッシュボタンをはめ込んでください。
C 召合せ部・中央部側の場合
障子の引付けがあまく、障子の間に隙間ができている可能性があります。
クレセントの調整をお試しください。
クレセントの調整方法
1. ねじカバーを外し、上下のビスを緩めます。
2. できるだけクレセントの位置を室内側に寄せてねじを締め付けます。
3. カバーをはめ込みます。
D 下側の場合
障子と下枠部分の間に隙間ができている場合があります。
障子を下げるために、戸車調整をお試しください。
戸車調整の方法
1. 障子の両端の一番下のプッシュボタンを外し、調整ねじを回して調整します。
右に回す(時計回り)と障子は上がります。
左に回す(半時計回り)と障子は下がります。
2. プッシュボタンをはめ込んでください。
E 召合せ上部・中央上部の場合
風止め板部品がへたっていたり、外れている可能性があります。
へたっている場合は指で逆方向へ倒してみてください。
癖がとれない場合は、ヘアードライヤーを掛けながら指で戻してみてください。
障子の取り外し方は「引違い窓の障子(ガラス戸)を取り外す方法」をご確認ください。
F 召合せ上部・中央下部の場合
気密ピース部品がへたっていたり、外れている可能性があります。
へたっている場合は指で逆方向へ倒してみてください。
癖がとれない場合は、ヘアードライヤーを掛けながら指で戻してみてください。
障子の取り外し方は「引違い窓の障子(ガラス戸)を取り外す方法」をご確認ください。
また、気密ピースと枠の間に隙間ができている可能性があります。
隙間をなくすように以下の手順で調整します。
1. ドライバーで調整ネジを緩め、気密ピースを下げます。
室内側と室外側の両方のサッシ戸の気密ピースを下げてください。
2. 枠との隙間をなくし、調整ネジを締めます。
上記の作業が難しい、もしくはお試しいただいても直らない場合、お買い求めの取扱店またはLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。
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インターネットでの修理のお申し込み
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窓やガラスの交換をご検討のお客さま
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(制度の適用には条件があります。)