窓(サッシ)の複層ガラスの内側に付いている水滴が取れない

窓(サッシ)の複層ガラスの内側に付いている水滴が取れない

これは、複層ガラスの内部結露と言われる現象です。
複層ガラス(ペアガラス)は、2枚のガラスを中間に空気層を設けて張り合わせ、周囲を封着剤(シール剤)で完全に密封した製品です。
発生原因の特定は難しいですが、発生のメカニズムは下記の通りです。
空気層の中身は乾燥空気またはアルゴンガスです。通常の使用環境では、空気層の中に水滴はつきません。水滴がつくのは、シールの劣化によって湿った空気の進入を許し、空気層内の湿度が高い状態(飽和状態)になって、水滴として現れたものです。

対処方法
内部結露はガラス交換でしか対応できません。そのままですと断熱性能が低下します。
当社製品の場合、この内部結露に関して、製造日から10年間の保証をしています(天窓に組み込まれた複層ガラスなど、垂直に組み込まれない複層ガラスは製造日から6年間)。
まずは工務店さまにご連絡をお願いします(免責条件があります)。

※サッシのガラスは、サッシ販売店で各メーカーのガラスを組み入れているため、当社製品とは限りません。
他メーカーでも保証している場合がありますので、まずは工務店さまにご相談ください。

当社製品かどうかの見分け方
当社製のガラスは、室内側右側下に下記いずれかの刻印があります。

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