原因は扉が傾いていることが考えられます
<対処方法>
干渉が緩和する方向へ寄せるように調整します。
扉が垂直になっていないとガイドピンにあたりますのでガイドピンの調整も行ってください。
■上下調整(調整幅+4mm、-1mm)
プラスドライバーで吊車上部の調整ねじを右に回すと本体が下がり、左に回すと本体が上がります。
※床面と本体下部とのチリ寸法は、8mmが標準です。
※本体を下げ過ぎるとガイドピンベース部と本体が当たりますので、下げすぎないでください。
■左右調整(調整幅±2mm)
左右調整は片引きの場合、中縦枠と本体のチリが大きい(小さい)場合(標準チリ9mm)に実施してください。引違いの場合、本体同士のチリが大きい(小さい)場合(標準チリ8mm)に実施してください。プラスドライバーで吊車下部の調整ねじを左に回すと本体が右へ動き、右に回すと本体が左に動きます。
※前後調整した場合は、本体が常に垂直になるようにガイドピンおよび縦枠下部のブレ止めの調整をしてください。調整しないと開閉操作が重くなる場合があります。
【ガイドピンの位置調整】
ガイドピンのねじを緩めます。
※片引き(標準・幅狭タイプのみ)の場合は、本体を外さずに全開と全閉の状態でガイドピンの調整ができます。
ガイドピンを中縦枠側へ(引違いの場合は、枠の中心側へ)2mm移動し、ねじ止めします。
【床見切り縁用ガイドピンの位置調整】
上記、[ガイドピンの位置調整]をご参照ください。
※ガイドピン取付ねじを緩めて、床見切り縁用ガイドピン本体のみを、左右に動かして調整してください。