カーポートやテラスはどの程度までの積雪に耐えられますか?
弊社では、テラスやカーポートの耐積雪荷重を、1平方メートル当たりにかかる新雪での積雪荷重で計算しています。
雪は新雪から締雪、粗目雪 になるに従って含水率が上がり、同じ高さの積雪量でもより重くなります。そのため、安心してお使いいただける積雪量の値も変化します。
また、新雪であっても溶け出したり雨が降ったりして水の比率が上がると、同様に大きな荷重となり、積雪量の値は変化します。
下記の表は、安心してお使いいただける積雪量の目安数値です。
耐風圧と耐積雪性能をアップできるオプション品のご用意がございます。
詳しくは「台風や大雪に備えてカーポートを補強する方法」をご確認ください。
ご注意
積雪後は、下の表の積雪量になる前に屋根の雪おろしをしてください。
| 雪の種類 | |||
しんせつ 新雪 | しまりゆき 締雪 | ざらめゆき 粗目雪 | ||
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タイプ
| 耐積雪荷重 | 安心してお使いいただける積雪量の目安 | ||
600 タイプ | 600N/㎡ (61.2kg/㎡) | 20cm
| 12cm
| 8cm
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900 タイプ | 900N/㎡ (91.8kg/㎡) | 30cm
| 18cm
| 12cm
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1500 タイプ | 1500N/㎡ (153.0kg/㎡) | 50cm
| 30cm
| 21cm
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3000 タイプ | 3000N/㎡ (305.8kg/㎡) | 100cm
| 60cm
| 42cm
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4500 タイプ | 4500N/㎡ (459.2kg/㎡) | 150cm
| 90cm
| 64cm
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6000 タイプ | 6000N/㎡ (612.2kg/㎡) | 200cm
| 120cm
| 85cm
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この性能は、弊社で指定する基礎の大きさ等の施工指示どおりに施工した場合に限ります。 雪おろしの際は、雪をできるだけ残さないようにしてください。残った雪が氷状になり、たいへん重くなります。 また、降雪が続く場合は、複数回の雪おろしをお願いします。 雪おろしの際は絶対に水をかけないでください。雪が氷状になり、さらに重くなります。 雪おろしの際に金属製スコップ等を使用すると、屋根材が割れたり、傷付いたりする原因になります。プラスチッ ク製スコップ等で静かに雪おろしを行なってください。 上の表の中で説明に使った雪の種類は、「日本雪氷学会の分類名称」によります。 |