ユニットバス(浴室)のスイッチシャワー(左右スイッチタイプ)のスイッチを押しても水が出ない、または止水できない_2

ユニットバス(浴室)のスイッチシャワー(左右スイッチタイプ)のスイッチを押しても水が出ない、または止水できない


下図のようなスイッチ付きシャワー(左右スイッチタイプ)のスイッチを押しても湯水が出ない、または止まらなくなった場合の原因と対処方法をご案内します。

シャワーヘッドの正面にスイッチがあるシャワーをお使いの場合は「ユニットバス(浴室)のスイッチ付きシャワー(正面スイッチタイプ)のスイッチを押しても水が出ない、または止水できない」をご参照ください。



原因と対処方法
シャワー流量が不足していたり、部品に不具合があると、スイッチを押しても湯水が出ない、または止まらなくなることがあります。下記の対処方法を順にお試しください。

ハンドルを全開にしてシャワー流量を増やしてください。

給湯器の温度設定を確認してください。サーモスタット式混合水栓は、構造上給湯器の温度設定が低い場合は湯の量が減り、湯水の出が悪くなります。温度設定を50~60℃に設定してください。サーモスタット水栓以外の水栓を同時にご利用になる際は、熱い湯が出る場合がありますので、ヤケドに注意してご使用ください。

シャワーの散水板の目詰まりを確認し、お手入れしてください。散水板の穴にゴミや水垢が詰まっている場合、出が悪くなります。シャワーヘッドのタイプ別のお手入れ方法は下記をご参照ください。
メッキタイプ(ゴム製の散水板)の場合:ゴムの先端を指でこすって目詰まりを取ります。強く引っ張らないようにご注意ください。

材着タイプ(樹脂製の散水板)の場合:シャワーの穴を安全ピンなどで刺して、目詰まりを取ります。安全ピンは無理に奥まで挿入しないでください。中の部品が破損する恐れがあります。


水栓のストレーナー(水道水中の異物を除去するフィルターような役割の部品)にゴミが詰まっていないか確認してください。ストレーナーが詰まっているとシャワーの出が悪くなります。
注意:作業前に、流量調節栓を時計方向に最後までまわし、止水してから作業をしてください。
マイナスドライバーを使ってストレーナーを反時計まわりに回して外します。歯ブラシなどを使ってストレーナーに詰まったごみや汚れを落としてください。

ストレーナーの位置は水栓の種類によって異なります。詳しくはお手持ちの水栓の取扱説明書をご参照ください。お手元に取扱い説明書が無い場合は、「取扱説明書をさがす」から検索できます。

流量調節栓が十分に開いているか確認してください。流量調整栓が締まりすぎていると、湯水の流量が少なくなります。動画「シャワーの勢いが弱い」をご参考に、流量調整栓の調整をしてください。
流量調整栓およびストレーナーの位置は水栓の種類によって異なります。詳しくはお手持ちの水栓の取扱説明書をご参照ください。お手元に取扱い説明書が無い場合は、「取扱説明書をさがす」から検索できます。

止水バルブのストレーナーが詰まっていないかの確認と、止水バルブ内部のピストンの動きの確認をしてください。

止水バルブは、水栓金具とシャワーホースの接続部でスイッチと連動しています。詰まりや固着があると、スイッチが効かなくなることがあります。止水バルブの種類別にお手入れの手順が異なりますので、該当するタイプの手順をご参照ください。



90°タイプの止水バルブ
お手入れ方法
シャワーホース根元のナット部を反時計回りに手で回して外します。

エルボを2回転ほど時計回りに回し、止水バルブを下方に下げます。エルボが無く、水栓と止水バルブが直接接続されている場合は、次の作業へ進んでください。

止水バルブを反時計回りに回し、取り外します。

ストレーナーの異物を取り除いたり、汚れを掃除します。

掃除後、逆の手順でストレーナー、パッキン、止水バルブを取り付けます。
お手入れのあと、ピストンの動きの確認をしてください。

45°タイプの止水バルブ
お手入れ方法
シャワーホース根元のナット部を手で回して外します。

止水バルブのナットを対辺23mmのレンチで緩めます。

ナットを緩めたら手で回して外します。

止水バルブのナット側にストレーナーがあります。

ストレーナーの異物を取り除いたり、汚れを掃除します。

掃除後、逆の手順でストレーナー、パッキン、止水バルブを取り付けます。
お手入れのあと、ピストンの動きの確認をしてください。

ピストンの動きの確認
下図の様に、シャワーの水を少量出した状態で止水バルブ下部に指を入れ、中にあるピストン部品が上下するように数回押します。


. 水を止め、シャワーホースを止水バルブにつけ直し、シャワーのスイッチを押して水を出します。

止水バルブ内のピストンが動かない場合は、止水バルブを交換する必要があります。止水バルブはLIXILストアの「シャワーエルボ」で購入できます。
止水バルブを交換しても直らない場合は、シャワーヘッドとホースの破損が考えられます。交換をお試しください。左右スイッチタイプはシャワーヘッドとホースが一体型のため、セットで交換してください。LIXILストアの「シャワーセット両側スイッチ付」で購入できます。
お使いの止水バルブ、シャワーセットの品番の特定は、下記の「品番を特定・購入する方法」をご参照ください。

品番を特定・購入する方法
「LIXIL部品ナビ」でお使いのシャワーの部品の品番を特定できます。
部品ナビの「管理ナンバーからさがす」でユニットバスの管理ナンバーを入力し、「部品を探す」をクリックしてください。
部品一覧で「①シャワー部品」の項目をご確認ください。以下のいずれかが表示されますので、該当するパターンをご参照ください。


A.シャワーナビの場合
シャワーナビが表示された場合は、ハンドシャワー本体と、シャワー部品を別でご案内します。「①シャワー部品(シャワーフック・シャワーエルボ・シャワーホースフック等)」で止水バルブやフックの品番を確認できます。「①シャワー部品(ハンドシャワー)」でシャワー本体の品番を確認できます。お探しの部品が含まれる項目をクリックしてください。
納入時の部品が表示されます。お探しの部品の画像をクリックしてください。
ハンドシャワーは、交換出来る複数のシャワー一覧が表示されます。同じものに交換する場合は、「既設品」マークがある製品をお選びください。

シャワーナビ(ハンドシャワー)の表示例

シャワー部品(シャワーエルボ)の表示例

部品の価格がご確認頂けます。「LIXIL公式通販サイトで購入」をクリックすると、LIXILストアの販売サイトへリンクします。

B.シャワー部品の場合
「①シャワー部品(シャワーフック・シャワーエルボ・ハンドシャワー等)」をクリックすると、納入時のシャワー部品一式が表示されます。「止水バルブ」、「ハンドシャワー」などお探しの部品をクリックしてください。

シャワー部品の表示例
部品の価格がご確認頂けます。「LIXIL公式通販サイトで購入」をクリックすると、LIXILストアの販売サイトへリンクします。

上記方法で部品が特定できない場合は、LIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。
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