洗面化粧台の即湯水栓の仕組みや特長
即湯水栓は、洗面化粧台のキャビネット内のタンクで湯を保温しておくことで、使い始めからすぐにお湯が使えるシステムです。給湯配管がされていても、給湯機器から離れていてお湯が出るまで時間がかかる場合におすすめです。即湯水栓の仕組み、メリットについてご案内します。
即湯水栓の仕組み
給湯配管に繋いだタンク内で湯を保温します。(下図のように、特に冬場や給湯機器と水栓が離れている場合は、給湯配管内の湯は冷めた状態です。)
水栓を開くと、給湯配管内の水とタンクの湯を混合し、適温(約36度)の湯が出ます。※吐水初期に水栓内部の水が出るため、お湯がでるまで約1秒かかります。
給湯配管から湯が届くようになると、タンク側はストップし、給湯機器の湯をそのまま水栓へ給湯します。
動画「即湯水栓の仕組み」でもご覧いただけます。
即湯水栓のメリット
ハンドルをひねればすぐに温かいお湯が出るため、寒い日や朝の身支度の際に湯待ち時間やストレスがなく、快適にご使用頂けます。
湯待ちによる捨て水が発生しないため、経済的です。例えば、家族4人でお湯を使用し、お湯が出るまで捨て水をした場合、捨て水は1日あたり約16リットルになります。
即湯ユニットはコンパクトな壁付け設置のため、キャビネット内にすっきりと納まり、収納スペースを圧迫しません。
即湯水栓を設置できる洗面化粧台
即湯水栓を設置できる洗面化粧台は、以下のシリーズです。(2024年4月現在販売分)
即湯水栓(即湯システム)は単体でもご用意しております。取付け条件は既設の洗面化粧台に「即湯水栓」「ほっとエクスプレス」を設置するための条件をご参照ください。