洗面台のアジャストミラーの高さ調節方法、取付条件
「アジャストミラー」は、間口600、750、900㎜の洗面台本体とセットできる3面鏡(間口600㎜は2面鏡)タイプのミラーキャビネットです。
LIXILの洗面台本体とセットで新設、または、既設の洗面台のミラーキャビネットのみの新設(取り替え)のいずれも施工が可能です。
ミラーキャビネットの高さは、10㎜単位の調節が可能ですので、梁や既設の吊戸棚があり、取付高に制約がある場合も納められる可能性があります。
高さの調節方法や取付条件(調節範囲)について詳しくは下記をご参照ください。
調節方法
下図の赤枠で示したバックパネル部分を、現地で測定した取付高に合わせてカットします。パネル裏に付いた10㎜刻みのガイドに合わせてカットします。現地で加工するため、発注の際の高さ指定は不要です。


取付条件・調節範囲
A. 洗面台本体とセットで新設する場合
2023年6月時点での販売商品で、アジャストミラーと組み合わせが出来る洗面台は「ピアラ」・「オフト」です。組み合わせ条件は下記表のとおりです。
ピアラのカウンター高は、750、800、850㎜の3種類をご用意しております。カウンター高により、下記表の全高が50㎜ずつ上下します。
間口600㎜
シリーズ名 | 全高 | ミラーキャビネット高さ |
ピアラ (カウンター高800㎜の場合) | 1,780~1,900㎜ | 830~950㎜ |
オフト | 1,680(1,780※)~1,900㎜ | 830(930※)~1,050㎜ |
※オフトのシャワー水栓の場合、リフトアップ時の干渉を避けるため、全高1,780㎜(ミラーキャビネット930㎜)以上をおすすめします。
間口750㎜、900㎜※オフトは間口750㎜のみ
シリーズ名 | 全高 | ミラーキャビネット高さ |
ピアラ (カウンター高800㎜の場合) | 1,780~1,900㎜ | 830~950㎜ |
オフト | 1,700(1,810※)~1,900㎜ | 850(960※)~1,050㎜ |
※オフトのシャワー水栓の場合、リフトアップ時の干渉を避けるため、全高1,810㎜(ミラーキャビネット960㎜)以上をおすすめします。
B.ミラーキャビネットのみ新設する場合
ミラーキャビネット全高(下図のA寸法)は830~1,100㎜まで10㎜刻みで調節可能です。
バックパネルを現地でカットし、高さを調節します。バックパネル部の高さ(下図のB寸法)は20~290㎜となります。

既設の洗面台との組み合わせ可否は、資料「【アジャストミラー】1995〜2003年 販売ミラーの取替え可否 」(AAA_7304Y.pdf)をご確認ください。
ご不明な点がある場合は、LIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。