窓用の電動シャッター「イタリヤEZ」が開閉できない
操作棒や障害物、幅木ロックの状態が開閉に影響を与えている可能性があります。下記の項目をご確認ください。
操作棒の確認
操作棒ホルダーより操作棒を外します。
操作棒を回します。
シャッターの動きが止まったら、操作棒を操作棒ホルダーに戻します。
下記の現象がある場合は、故障の可能性があります。お買い求めの取扱店またはLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。
操作棒が空回りして開閉できない
モーター音はするが開閉しない
操作後、時間をおいて動き出す
※なお、停電時開閉機構が付いていない場合は、手動でも開閉ができません。ご了承ください。
シャッターを開ける場合
操作棒に張ってあるラベルの開矢印の向きにしたがって操作棒を回します。
シャッターを閉める場合
操作棒に張ってあるラベルの閉矢印の向きにしたがって操作棒を回します。
シャッターを途中停止させる場合
開動作中の場合
ラベルの「閉」矢印の向きにシャッターが停止するまで、操作棒を回します。回し過ぎますと、シャッターが閉り始めますので、ご注意ください。
閉動作中の場合
ラベルの「開」矢印の向きにシャッターが停止するまで、操作棒を回します。回し過ぎますと、シャッターが開き始めますので、ご注意ください。
障害物の確認
障害物を取り除いてから作動させてください。
操作棒を開方向に回し、シャッターを全開にします。 (→2へ)
シャッターが全開停止していることを確認してから取除いてください。
※シャッターの下降が停止しない場合は、お買い求めの取扱店またはLIXIL修理受付センター に連絡してください。
ご注意
「イタリヤEZ」は一定の負荷を検知して停止するMSS仕様という構造です。サイズや異物の位置によっては、検知するまでに時間がかかる場合があります。その場合、検知するまでの間、モーターが回り続けるため、ボックス内でスラットの巻きだるみが発生します。巻きだるみが発生した状態で異物を取除くと、スラットがずり落ちてくることがありますので、開スイッチを押してシャッターを巻き上げてから異物を取除いてください。
幅木ロックの確認
解錠側になっていることをご確認ください。レバー㋐を解錠側に倒します。
停電時開閉機構付きの場合の確認
手動になっていないかご確認ください。
サッシの障子を開き、幅木ロック㋐を解除します。 (→2へ)
ハンドルをホルダーから外してください。 (→3へ)
ハンドルを下方に引いてください。(→4へ)
(ハンドルを下方に引くとスラットが巻き上がり大きな音が発生しますが故障ではありません。)
そのまま幅木を持ち上げ、シャッターを開けます。(→5へ)
再度ハンドルを下方に引いてください。電動開閉に戻ります。 ※ハンドルはホルダーに固定してください。
その他の確認
連続して操作すると保護装置が働き、一定時間動作が停止します。(故障ではありません。)20~30分程度間をおくと、再び開閉できます。
凍結している場合は、溶けるまで待ってから作動させてください。 無理に作動させると故障の原因となります。
上記ご確認いただいても改善しない場合は、故障の可能性があります。
お買い求めの取扱店または下記のLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。
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