浴室の水栓の吐水温度が安定しない

浴室水栓のシャワーや蛇口から出る湯水の温度が安定しない（水になったりお湯になったりする）場合、給湯器側か水栓側のいずれかに原因があります。以下の順にご確認ください。対処方法をお試し頂いても改善しない場合や、お客さまでの作業が難しい場合は、LIXIL修理受付センターへ点検・修理をご依頼ください。

キッチンや洗面所の水栓で、給湯器で設定した温度のお湯が安定して出るかをご確認ください。お湯が出ない場合は、給湯器の故障が考えられます。お買い求めの取扱店または給湯器のメーカーにご相談ください。

同時に複数の空間の水栓で湯を使用すると、ご自宅の配管内の水圧が変化することにより、給湯器の温度が不安定になる場合があります。その場合は、同時に使用することをお控えください。

水栓のお湯を出したり止めたりすると、配管内に「サンドイッチ現象」が発生し、お湯が出たり水が出たりします。給湯器の構造のため、異常ではありません。温度が安定するまでお湯を出し続けてから使用してください。

「サンドイッチ現象」については、「水栓の吐水温度が安定しない。どうしたらよいでしょうか？」（6231-1-20160501.pdf）をご確認ください。

夏場は、冬場に比べて常温の水温が高いため、少ない湯量でも給湯器の設定温度に達します。水栓の温度、吐水量を冬場と同じ設定にしていると、給湯器が着火せず（停止状態）、温度が不安定になる事があります。給湯器の構造上の理由で異常ではありません。この場合は、水栓のレバーハンドルで吐水量を多くするか、給湯器の設定温度を下げる調整をしてご使用ください。

ストレーナーにゴミが詰まっている、流量調節栓や温度調節ハンドルの調整不良、内部部品の故障など、水栓側の原因で吐水温度が不安定になることもございます。「ユニットバスのサーモスタット混合水栓の蛇口やシャワーから出るお湯がぬるい」をご参照のうえ、お手入れや調整をお試しください。

上記の対処方法で改善しない場合は、お買い求めの取扱店または下記のLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。

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