洗面台のミラーキャビネットのくもり止めコート鏡をお手入れする方法
「くもり止めコート」は、鏡表面に柔らかい樹脂膜をコーティングしています。
下記の注意事項をご確認いただき、お手入れをお願いします。
ご注意
研磨剤入りのクレンザーや、古い固くなった布、メラミンスポンジなどを使用しないでください。樹脂膜(くもり止めコート)にキズが付いたり、コートがはがれたりする恐れがあります。新しく柔らかい布をおすすめします。
鏡表面の樹脂膜のキズは修復できません。キズや色がついたところを強くこすらないでください。
鏡表面の変色、変形、キズは補修できません。鏡の交換か、ミラーキャビネット本体の交換が必要です。交換方法は「洗面台のミラーキャビネットの鏡が割れたので交換したい」をご参照ください。
動画「くもり止めコートのお手入れ方法」でも、お手入れ方法と取扱いの注意点をご案内しております。

ワンポイント
毛染め液・化粧品・液体うがい薬などが付着して時間が経つと、表面が変色(着色)して取れなくなります。付着した場合は、ただちに拭きとってください。
くもり止めコートの耐久年数は約10年です。週1回、柔らかい布に、薄めた台所用洗剤(無色)を含ませて鏡表面を拭いていただくと、洗剤に含まれる界面活性剤によりくもり止め効果が長持ちします。
頻度別、汚れの種類別のお手入れ方法をご案内します。下記をご確認ください。
毎日のお手入れ
用意するもの

柔らかい布で鏡表面を水拭きします。
乾いた柔らかい布で、水分を拭き取ります。
週1回のお手入れ
用意するもの


※台所用中性洗剤は「無色」のものをご用意ください。
柔らかい布に、薄めた台所用中性洗剤(無色)を含ませて固くしぼり、鏡表面の汚れを拭き取ります。
柔らかい布で、水分を拭き取ります。
変色した場合のお手入れ
変色前の状態に完全に戻すことはできませんが、色を薄くできる場合はあります。下記をお試しください。
用意するもの



※台所用中性洗剤は「無色」のものをご用意ください。
台所用中性洗剤(無色)を約5倍に薄めた液を用意します。
液をコットンにしみ込ませ、変色した部分に貼り付けます。
洗剤が垂れたりコットンが乾燥しないように上からラップをし、 1~2時間放置します。

コットンを取り外し、水を含ませた柔らかいきれいな布で洗剤を拭き取ります。
乾いた柔らかい布で水分を拭き取ります。
歯磨き粉がついた場合のお手入れ
用意するもの

歯磨き粉には研磨剤が入っています。強く擦ると、くもり止めコートを剥がしてしまいます。
水を含ませた柔らかい布で、軽く拭き取ります。
乾いた柔らかい布で、水分を優しく拭き取ります。
くもり止めコート鏡の見分け方・くもり止めコートのコーティングされている範囲
くもり止めコート付きの製品は、ミラーキャビネット品番の末尾に「U」が付いています。
ミラーキャビネットの品番が分からない場合は、「品番の表示例」をご確認ください。
品番の例:
くもり止めコート付き:MAR1-753TXJU
くもり止めコートなし:MAR1-753TXJ
※ルミシスシリーズの3面鏡・4面鏡・5面鏡・収納付1面鏡・スライドミラーは、品番の末尾が「U」ではありませんが、くもり止めコート付きです。
くもり止めコートのコーティング範囲は、下図をご確認ください。
ルミシスシリーズ(※図は一例です)
3面鏡
4面鏡・5面鏡(ボウル右寄せ)
4面鏡・5面鏡(ボウル左寄せ)
5面鏡(ボウル2連)
ルミシスシリーズ以外(※図は一例です)