防火地域・準防火地域・22条指定区域に設置できるカーポートや自転車置き場の屋根材はありますか?
屋根材は設置条件により使用に制限があります。下記の表をご確認ください。
また、カーポートや自転車置き場の詳しい設置条件は、カタログ「カーポート建築基準法対応商品」をご参照ください。
建築確認申請に必要な書類はご用意できます。ただし、カーポートの設置は地域によって解釈が異なる場合があります。また、建築基準法や告示が変更になる場合もあります。設置前に所轄の建築主事にご確認ください。
屋根材の認定番号などは「カーポート確認申請帳票」でご確認ください。
※カーポートSCなどのアルミ材は、建設省告示第1400号により不燃材料に指定されています。防火地域で耐火性能を求められる場合は設置不可となります。
ただし、下記表のように不燃材でも防火地域・準防火地域・法22条指定区域に施工する事が可能です。
最終判断は地域の建築主事にお問い合わせください。
防火性能に関する屋根材使用制限(床面積150㎡以下)
カーポート | 延焼のおそれのある部分 | 延焼のおそれのある部分以外 | |
床面積30㎡以下の場合 | 床面積30㎡を超える場合 | 床面積150㎡以下の場合 | |
アルミ樹脂複合板、アルミニウム合金、熱線遮断FRP板(DR-***)
| 〇 | 〇*1 | 〇 |
スチール折板 *2 | △
22条区域のみ可
| △
22条区域のみ可
| △
22条区域のみ可
|
ポリカーボネート板(DW-***) | 〇 | × | 〇 |
*1 熱線遮断FRP板は特定開放的簡易建築物(令136条の10 三号)の適用を受けることで使用できます。なお、隣地への延焼防止措置として、隣地から1m隔てる、又は防火塀(平成5年建設省告示1434号)設置の義務にご注意ください。
*2 対象商品 スタイルコートL
Gルーフポイントルーフタイプは防火性能を必要とする場所には設置できません。
スタイルコートLの場合、ポリカーボネート板は内装制限により使用できません。
自転車車庫 | 延焼のおそれのある部分 | 延焼のおそれのある部分以外 | |
床面積30㎡以下の場合 | 床面積30㎡を超える場合 | 床面積150㎡以下の場合 | |
アルミ樹脂複合板、アルミニウム合金、熱線遮断FRP板(DR-***)
| 〇 | 〇 | 〇 |
ポリカーボネート板(DW-***) | 〇 | 〇 | 〇 |
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