キッチンのガスコンロの火が使用中に消える
ガスコンロの火が使用の途中で消える場合、下記の原因が考えられます。それぞれの対処方法をご確認ください。
安全装置が作動している
ガスコンロには安全にご使用いただくために、下記の安全装置が備わっている機種があります。
安全装置が作動した場合、各症状が緩和・改善した後に再度点火操作をしてください。
各機能について、詳しくはお手元の取扱説明書をご覧ください。お手元に取扱説明書がない場合は「取扱説明書を探す」で検索できます。
高温自動調節機能
鍋やフライパンの温度が約 250℃の温度を保つよう、安全機能がはたらいて火力を自動で調節します。この状態が約 30分続くと自動で火を消します。コンロの位置(後コンロなど)や種類によっては自動火力調節はせず、一定温度になると自動で火を消します。
焦げ付き防止機能
煮もの調理などで鍋底が焦げつくと、自動で火を消します。鍋の材質や調理物の種類、火力によって焦げの程度は異なります。
立ち消え安全装置
煮こぼれや風などで火が消えると、ガスの供給を自動で止めます。
消し忘れ防止機能
点火後、約 2時間で自動で火を消します。
調理油過熱防止装置
調理油が適温を超えて過熱された場合、約 250℃になると自動で火力調節し発火を防ぎます。この状態が約 30分続く、または弱火の状態でも温度の上昇が続くと、自動で火を消します。コンロの位置(後コンロなど)や種類によっては自動火力調節はせず、一定温度になると自動で火を消します。
温度センサーが正しく接触していない
温度センサーが正しく鍋底と接触していないと、温度を正しく検知できずに火を自動で消すことがあります。
下図を参考に、温度センサーに鍋底が密着しているかご確認ください。

ご注意
中華鍋の場合、種類によっては鍋が安定せず温度センサーが正しくはたらきません。
温度センサーのお手入れは、汚れたらそのつど行い、上下にスムーズに動くことを確認してください。動きが悪いと鍋などが傾き、お湯などがこぼれ、ヤケドのおそれがあります。

温度センサーに強いショックや力を加えたり、キズをつけないでください。変形や傾きにより、温度センサーがはたらかなくなり、調理油が発火するおそれがあります。

上記をお試しいただいても直らない場合は点検・修理が必要です。お買い求めの取扱店または下記のLIXIL修理受付センターに修理をご依頼ください。
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ご不明な点がある場合は、LIXILお客さま相談センターにお問い合わせください。
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